走る犬1 .... 平成18年4月15日 田上郷土地改良区のホームページを更新しました。 .... 走る犬2

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田 上 小 学 校 見 学 会 開 催 !!

降った雨はどこへ流れていくの!? 田んぼの水はどこから来るの!?
私たちはどんなところに住んでいるの!?

日時平成18年10月24日
参加人数田上町立田上小学校4年生 67名
見学先田上郷排水機場、信濃川大河津資料館、大島頭首工
初めに田上郷排水機場を見学しました。
田上郷は、北に才歩川、南に加茂川、西に信濃川と川に囲まれた地域で、地形は中央に向かって傾斜しています。自然排水だけでは困難で、排水機場が欠かせない地域でもあります。現在は横場新田地内にポンプ6台を有する田上郷排水機場が田上郷の排水を担っています。
続いて旧分水町にある信濃川大河津資料館へ行って来ました。
田上郷を含む信濃川下流地区はたびたび信濃川の氾濫による水害に悩まされてきました。この被害をなくすためには、増水した水が越後平野に入る前に一部を日本海へ流す必要があります。そのために作られたのが大河津分水です。大河津分水は越後平野を潤し、水害から守り続けています。
これは、当時大河津分水の建設工事で実際に使われていたトロッコです。
最後に大島頭首工へ行きました。田上郷の用水は周辺の河川がたよりで、川の水位が下がると水不足になっていました。昭和57年に旧白根市、加茂市、田上町を対象とした国営事業が始まり、平成5年に大島頭首工(三条市大島地内)が完成しました。この頭首工から取水した水は、加茂を通り田上に送られて耕地を潤します。写真は操作室の様子です。
写真はポンプ室の様子です。頭首工で堰上げされた水を、加圧ポンプで左岸から8.2kmの管水路を通って田上郷まで届けます。
写真は大島頭首工の模型を使って説明しているところです。大島頭首工には川を堰上げても魚が通れるように魚道が設置されているんですよ。